ーHRC引用ー
鈴鹿8耐4連覇の秘密兵器!CBR1000RR-R HRCワークス8耐マシンの魅力!
目指せ!鈴鹿8耐伝道師 の澤田正満ことジョージです。
こんちは!
この徹底解説8耐マシンを書くようになっていいことたくさん!
徹底して調べなくちゃならないから
今まで知らなかったCBR1000RR-Rのことが熟知できる
機能や性能以外にも開発コンセプトなども知ることができる
そして、楽しすぎてしょうがない!
ということで今回も始まります!
はじめに
2025年鈴鹿8耐では、HRCのCBR1000RR-R SPが
Honda HRC として4連覇を達成!
ライダーは高橋 巧 & ヨハン・ザルコのコンビで、周回数217周
タイムは8時間00分26.580秒での優勝でした!
多くのチームが3人体制で臨むところ、開幕前までにトラブルが重なり
HRCは2人態勢で臨むことに…
だが、HRCはあの猛暑の中を2人で走り切り見事優勝!
CBR1000RR-R SPというマシン、ライダーの技術と精神力
それを支え見事なマネージングを見せてくれたHRCのチームワーク
すべてが素晴らしく見事なレース運びでの優勝でした!
エンジン ー 耐久性&高回転も余裕
ワークス仕様は市販SPをベースにしながら
耐久レースワークス専用設計に大きく作り替えられています!
CBR1000RR~R SP 市販ベースマシン
の概要はこちらをご覧ください!
こちら↓↓↓

<エンジン>
• 市販SPベースマシンをHRCで徹底的にチューニング
•専用鍛造ピストンやで強化コンロッド 高回転域での耐久性アップ
• 大型ラジエター+オイルクーラーによる熱ダレ抑制、冷却関連を効率化
• HRC専用ECUによるプログラムで出力・燃費・トラクションを最適化
仕様 999cc 水冷直列4気筒
同排気量だがHRCチューニングで
出力・トルク特性変更
WSBK仕様 最高出力231ps以上 最大トルク11.5kgf
(正確な数値は未公表)
重量 乾燥重量 175kgオーバー(鈴鹿8耐仕様)
耐久性 連続8時間に耐える強化部品
(鍛造ピストン・強化コンロッド・特殊コーティング)
冷却 大型ラジエター+オイルクーラーで
熱ダレ防止
ECU HRC専用ECU 燃費・パワー/トラクションを最適化
2024~2025年モデルでは、エンジン特性の方向性として
「ピークパワーよりも低・中回転域のトルク重視」へシフトしていて
スプーンカーブ~バックストレートでの速度の乗りを重視したチューニングになってました!
鈴鹿のスプーンカーブはなるべくスピードを殺さずに、2個目の立ち上がりで
しっかりスピードを乗せることが重要です
ここで上手くスピードを乗せられると、バックストレートでの最高速を伸ばせるだけでなく
続く130Rでパッシングチャンスにもつながりますからね!
サスペンションと足回り ー 長時間の安定性が命
<サスペンション>
• OHLINSの耐久専用ワークスセッティング
• 長時間走行でも一定の操縦性を維持する油圧特性
• 路面温度や燃料搭載量変化に応じた安定性重視のセットアップ
フロント OHLINS ワークス耐久セッティング
リア 耐久専用リンク・減衰特性変更
ホイール マグネシウムまたは
軽量鍛造アルミ+クイックチェンジ仕様
ブレーキとホイール ー クイックチェンジでペースを落とさない
<ブレーキ>
• Bremboワークスキャリパーと大径ディスクで制動力キープ(冷却ダクト付き)
• 耐久パッド採用で長時間連続走行でも制動力維持
• クイックチェンジ仕様でホイール交換が数秒!
キャリパー Brembo ワークスキャリパー
+大径ディスク
耐久性 耐久専用パッドで数時間連続使用可能
ホイール交換 クイックアクスルで数秒で交換可能
燃料タンクとピット作業 ー 短時間補給が勝負の鍵
<燃料タンク・ピット作業>
• 約24L〜25Lの大容量タンク(ステンレス /アルミ製)
• クイックフィル給油口により3~4秒で数秒で満タンに
• 前後ホイールともクイックアクスル構造
燃料タンク
容量 約24〜25L 大容量
給油 クイックフィル給油口で3〜4秒で満タン
カウル・空力 ー 軽さと整備性の両立
<カウル・空力>
• カーボンまたはFRP製軽量カウル
• ワンタッチ着脱で迅速な整備対応
• ウィングレットで高速安定性とタイヤ摩耗抑制
• 夜間走行対応の強化型LEDライト装備
素材 カーボンまたはFRP耐久仕様
空力 ウィングレット+ピット作業性を考慮した
分割構造
ライト 耐久仕様LED+夜間走行用補助灯
電子制御 ー 耐久レースに最適化されたマップ
モード サーキット専用マップ
(路面・天候対応)
補助機能 上記+ピットレーンリミッター搭載
モード サーキット専用マップ
(路面・天候対応)
補助機能 上記+ピットレーンリミッター搭載
まさに「耐久ファイヤーブレード」
どうですか? HRCワークス仕様のCBR1000RR-R!
このマシン、ぜって〜やっべ〜ぞ!
ってゾクゾクしちゃいますね
実際はSPから8耐仕様にチューンではなく
WSBKマシンになったものに耐久チューンが加わって
8耐仕様マシンになってるみたいね
[※WSBK ワールドスーパーバイク]
ひとことで言えば
鈴鹿8耐を制するためだけに研ぎ澄まされた究極のブレード!
まさに耐久ファイヤーブレードなのよ!
CBR1000RR-Rの別名ファイヤーブレードなのは
炎のように熱く、刀のように鋭い走りをする
ってことなんだと思う
まさに別名通りのマシン!
一切の無駄を削ぎ落とし、チェッカーまで寸分狂わず
斬り込むために鍛え上げられた鋼のようなマシン!
それが
ホンダHRC8耐仕様CBR1000RR-R
なのだ!!
こりゃやっぱ、8耐46回中、36勝するわけだ
そして今年も勝って現在8耐4連覇中!
か〜〜っ!
さすがホンダ! さすがHRCだよ!
まとめと次回予告
ということで 8耐仕様 HRCワークスCBR1000RR-R SP
ホンダの強さの秘密が垣間見れた気がしました
まっ、勝つためにはマシンだけじゃなく
ライダー、チームワーク、チーム戦略等々
いろんな要素が絡まってくるのは当然だけど
やっぱりマシンが速くて壊れないってのが一番大事だからね!
ということで
ホンダHRC CBR1000RR-R 丸裸にしてみました!
調べれば調べるほど、すんごいバイクだね~!って
おかげでこれから
各メーカーのマシンを調べるのがさらに楽しみになりました!
ということでCBR1000RR-Rの紹介はここまで!
次回は6年ぶりワークス参戦 鈴鹿8耐 準優勝の
YAMAHA RACING TEAM YZF-R1
やってみようかな!
それではまた次回もお楽しみに〜!
ごきげんよ~~

コメント